[ti:月の法善寺横町] [ar:氷川きよし] [al:演歌名曲コレクション20~ちょいと気まぐれ渡り鳥~] [by:] [offset:0] [00:00.00]月の法善寺横町 (月之法善寺横町) - 冰川清志 (氷川きよし) [00:09.54]詞:十二村哲 [00:19.09]曲:飯田景応 [00:28.63]庖丁一本 晒にまいて [00:35.85]旅へ出るのも 板場の修業 [00:42.64]待ってて こいさん [00:46.22]哀しいだろが [00:48.76] [00:49.67]ああ 若い二人の [00:56.41]想い出にじむ法善寺 [01:00.23]月も未練な 十三夜 [01:06.49] [01:10.86]「こいさんが私を [01:12.77]初めて法善寺へ連れて [01:14.09]来てくれはったのは [01:15.99]『藤よ志』に奉公に上った晩やった [01:18.57] [01:19.24]早う立派な板場はんに [01:21.45]なりいや言うて [01:22.63]長い事水掛不動さんに [01:25.07]お願いしてくれはりましたなァ [01:27.72]あの晩から私は [01:29.15]私はこいさんが好きになりました」 [01:34.98]腕をみがいて 浪花に戻りゃ [01:39.73] [01:41.86]晴れて添われる 仲ではないか [01:48.64]お願い こいさん [01:52.23]泣かずにおくれ [01:55.64]ああ いまの私には [02:02.38]親方はんにすまないが [02:06.01]味の暖簾にゃ 刃が立たぬ [02:11.75] [02:16.73]「死ぬほど苦しかった私らの恋も [02:18.91]親方はんは許してくれはった [02:21.60]あとはみっちり庖丁の修業を [02:25.57]積んで一人前の料理人になる事や [02:28.84]な こいさん 待っててや… [02:32.06]ええな こいさん」 [02:33.80] [02:40.80]意地と恋とを 庖丁にかけて [02:47.89]両手あわせる 水掛不動 [02:54.81]さいなら こいさん [02:58.51]しばしの別れ [03:01.90]ああ 夫婦善哉 [03:06.66] [03:08.65]想い出横町法善寺 [03:12.18]名残つきない 燈がうるむ