[00:00.000] 作曲 : 皆川溺 [00:27.125]荒んでしまった世界に背を向けシニシズムを独り謳っていた [00:31.884]白い目をした豚の惨めで汚れた大衆演劇 [00:36.142]そんな劇場にも突拍子もなく光が差した [00:40.903]悪魔の罠かはたまた天使の生まれ変わりか [00:45.159]生き辛さに抗うことで痛みが増すのなら [00:50.037]このまちも抜け出して幸福を知ってしましたいね [00:53.791]例えばそれが死にゆくみちだろうと [00:58.307]この手を離したくない [01:00.059]どうぞ私と朽ち果ててください [01:20.599]赤らんでしまった素肌が何より愛おしくて愛おしいのだ [01:25.359]奇麗な目をした天使だ天使よりも天使だった [01:31.962]ああ [01:36.089]悪夢だ 悪夢だ [01:38.092]生き辛さに打ちひしがれて本当の痛みを知ったから [01:42.862]あの海に駆け出してこの命(おもり)ごと投げ出したいね [01:47.373]だめだよな僕はだめだったんだよな僕ら 瞼を開きたくない [01:53.825]どうか僕もさ連れてってください [02:13.870]あの頃の僕ら 日々に 罅に [02:17.384]あなたに注いでいたおもいのたけを僕はさ 幸せだったよ [02:22.515]間違っていたかな そんなのあなたに聞いたら [02:27.775]きっと怒るでしょう そうだ幸せだった [02:31.284]生き辛さを噛みしめることでただ前を向けるから [02:36.042]心臓を抱きしめて溢れんばかりを愛してみるよ [02:40.559]たとえばそれが馬鹿な一人芝居でも独りだと思いたくない [02:46.822]どうぞあなたは生きてください