[00:11.370] [00:11.660]袖丈が覚束ない夏の終わり [00:17.450]明け方の電車に揺られて思い出した [00:23.980]懐かしいあの風景 [00:30.780]たくさんの遠回りを繰り返して [00:36.650]同じような街並みがただ通り過ぎた [00:43.220]窓に僕が写ってる [00:48.080] [00:49.560]君は今もあの頃みたいにいるのだろうか [00:55.630]ひしゃげて曲がったあの自転車で走り回った [01:01.560]馬鹿ばかしい綱渡り 膝に滲んだ血 [01:07.350]今はなんだかひどく虚しい [01:13.490] [01:17.460]どれだけ背丈が変わろうとも [01:23.380]変わらない何かがありますように [01:29.420]くだらない面影に励まされ [01:35.430]今も歌う今も歌う今も歌う [01:40.720] [01:59.390]忙しなく街を走るタクシーに [02:05.460]ぼんやりと背負われたままくしゃみをした [02:12.100]窓の外を眺める [02:18.860]心から震えたあの瞬間に [02:24.720]もう一度出会えたらいいと強く思う [02:31.330]忘れることはないんだ [02:36.460] [02:37.740]君は今もあの頃みたいにいるのだろうか [02:43.560]靴を片方茂みに落として探し回った [02:49.540]「何があろうと僕らはきっと上手くいく」と [02:55.470]無邪気に笑えた 日々を憶えている [03:01.830] [03:05.590]どれだけ無様に傷つこうとも [03:11.340]終わらない毎日に花束を [03:17.360]くだらない面影を追いかけて [03:23.530]今も歌う今も歌う今も歌う [03:28.580] [03:35.910]朝日が昇る前の欠けた月を [03:41.790]君もどこかで見ているかな [03:47.690]何故か訳もないのに胸が痛くて [03:53.610]滲む顔 霞む色 [04:01.230] [04:04.870]今更悲しいと叫ぶには [04:10.700]あまりに全てが遅すぎたかな [04:16.700]もう一度初めから歩けるなら [04:22.810]すれ違うように君に会いたい [04:28.320] [04:28.600]どれだけ背丈が変わろうとも [04:34.330]変わらない何かがありますように [04:40.400]くだらない面影に励まされ [04:46.450]今も歌う今も歌う今も歌う [04:51.700] [04:59.000]朝日が昇る前の欠けた月を [05:04.730]君もどこかで見ているかな [05:10.690]何もないと笑える朝日がきて [05:17.410]始まりは青い色 [05:23.400]