[00:00.000] 作词 : 田なかかれん [00:01.000] 作曲 : 田なかかれん [00:20:23]秘めた焦りを僕は目を逸らして [00:25:85]食堂の隅に腰掛けてる [00:31:31]視線の先で無邪気にはしゃいでる [00:36:31]彼らには見えないものが [00:39:72]もう見えるのに [00:42:19]何も知らなかったあの日の方が [00:46:73]幸せはとても簡単だった [00:52:83]そんなことを思いたいがために [00:57:14]大人になったわけじゃないのに [01:03:67]閉ざしたつもりの道で [01:15:97]建前と本音は切り裂かれ [01:20:58]視界は霞みゆく [01:24:46]いつかの遠い春を待つ [01:33:74]強さもないと [01:36:85]悟った後に残る思いを [01:41:70]静かに閉じ込めた、 [01:45:30]それだけ [01:57:40]「夏休みはもう [01:59:81]ここで終わるのか」と [02:02:35]落ちる声が聞こえてきたな [02:07:62]年下の目のみなぎるその熱に [02:12:85]気圧された自分のざわめきを [02:17:27]隠したんだ [02:18:94]引き下がる無意味なプライドで [02:23:49]大人になったわけじゃないのに [02:29:65]今は深い嘆きに溺れ [02:41:72]息苦しさに目を覚ますような [02:46:90]朝が連なるけど [02:50:53]涙の碧い海の底 [02:59:66]もがいていても [03:02:89]いつかは手を離す日が来ると [03:07:57]信じてしまいたい、 [03:11:53]それでも [03:13:66]大人になったのか、 [03:15:39]それとも諦めが良くなっただけか [03:18:69]わからないままに時は迫る あぁ [03:23:96]「常識」「普通」「理想」の [03:26:51]影に縛られたまま [03:29:03]それが何なのかは見えてこない [03:35:22]選んだつもりの道で [03:47:17]置き去りにしたはずの願いが [03:52:11]鈍く燻るのは [03:55:75]涙の碧い海の底 遠い春にも [04:08:05]死にゆく未来を目にしたから [04:12:82]心を決めようか、 [04:16:64]これから