[00:00.00] [00:00.400] [01:01.079]透き通る手、砂雑じりの雪に [01:08.400]ひとすじの詩、描かれモノクロに、 [01:17.510]焼き付いて、瞳から [01:24.769]離れない、 [01:28.769]まだ [01:45.218]有り触れた、終焉の、言葉、 [01:48.659]美しく、染まろうと揺れながら [01:52.409]裏切と絶望を落とし、 [01:55.977]コキュトスに煌かせた [01:59.566]脈打つ河、輝く海、 [02:08.408]その最期に僕らは佇む [02:14.918]遠ざかる手、凍り果てる街に [02:22.179]君の歌は、呼応し [02:27.888]響いてく [02:29.108]有り触れた、終焉の、言葉、 [02:33.138]無慈悲さの、欠片から [02:36.108]生まれ得た 君の歌 [02:38.266]君の歌 声が、響いては、 [02:41.765]反射して永遠に [02:44.037]僕達を、僕と君だけを [02:47.649]閉ざし行く、緩やかに輪を描き [02:51.408]鳴り響く、メロディは、やがて [02:54.908]狂おしい、叫喚に、呑み込まれ [02:58.678]音楽を、(僕たちの音を) [03:02.546]君の歌、(君の歌だけがまだ) [03:05.937]紡ごうと、(紡ごうとしている) [03:09.578]僕たちを、赦しあうために [03:15.098]そして、せかいは、ひらかれてゆく