[00:00.000] 作词 : 无 [00:01.000] 作曲 : 无 [00:02.427]数年経っても影は消えない、感情ばかりが募って行く [00:06.677]踞って一人描いていた [00:11.428]炎天直下 坂道の上、滲んだ僕らが歩いていた [00:15.927]夏の温度が目に残っていた [00:18.677]「構わないでよ、」「何処かへ行ってくれ」君の手を払った 。 [00:24.676]「行かないよ」なんて言って君は僕の手を掴んだ [00:29.426]「五月蠅いな」僕はちょっとの先を振り返ずに歩いた [00:33.927]「本当の心は?」 [00:41.176] [00:50.175] [00:59.425]「聡明」なんかじゃ前は向けない 理由が無いから腐って行く [01:03.925]巻き戻ってくれれば良いのにな [01:08.674]何年経っても僕は死なない 希望論ばかりを唱えている [01:13.175]当然今日も君は居ないのにさ [01:15.924]「構わない、死ねよ、死ねよ。」って手首を握って、ただ呪って [01:21.924]何も出来ないでただ、のうのうと人生を貪った [01:26.424]「夏が夢を見せるのなら、君を連れ去る前へ」なんて [01:30.923]照れ隠しした日々が 空気を照らして脳裏を焦がしていく [01:35.924]18歳になった少年 また何処かで待っていたんだ [01:40.423]カゲボウシ滲む姿を思い出して [01:45.173]炎天下に澄んだ校庭 笑っていた君が今日も [01:49.673]「遊ぼうよ」って言ってユラユラ揺れた [01:54.172]「心配です」と不器用な顔 隣人なんかには解んないさ [01:58.672]悲しそうなフリをしないでくれ [02:03.422]朦朧、今日も不自然でいよう 昨日のペースを守っていよう [02:07.922]君の温度を忘れない様に [02:10.671]叶わない夢を願うのならいっそ掠れた過去を抱いて [02:16.671]覚めない夢を見よう 当然の様に閉じ篭って [02:21.171]「それじゃあ、明日も見えないままですよ?」 [02:23.671]それならそれで良いさ [02:25.671]つまらない日々を殺す様に手を染め、『一人』を選ぶから [02:30.921]18歳、腐った少年 また今日も祈ってたんだ [02:35.420]色めいた君の笑顔にしがみついて [02:39.920]炎天下に「どうかいっそ連れてってくれよ」なんて [02:44.420]呟いて息を静かに止めた [02:51.920](戻らない) [02:54.420](あの日は) [02:56.670](痛くて) [02:58.919](誰も、触れないで) [03:07.418] [03:11.919] [03:16.169]「聞こえていますか」と声が消えた [03:20.668]理由もなんだか解っていた [03:25.599]夏の温度に手を伸ばしていた [03:39.348] [03:43.848] [03:51.097]炎天下、願った少年、「あの頃」に立っていたんだ [03:55.597]夏めく君の笑顔は変わらなくて [04:00.266]「死んじゃった。ごめんね」なんて [04:02.515]「『サヨウナラ』しようか」なんて [04:04.764]寂しいこと言わないで 往かないで [04:09.266]カゲボウシがそんな僕を、見つめていたんだ