[00:02.25]もたげた首が痛いから 大事なものから捨てた [00:09.32]あの時と同じ空に落とした影法師 [00:16.45]息をするのも辛いから 言葉を飲み込んだ [00:23.42]電波塔にぶら下がった 誰かの愛の歌 [00:30.12]白く揺らめいた 晩夏の蝉時雨 [00:36.91]視界の端に君の背が消えていく夢を見る [00:44.74]何もかも手遅れな僕らの歌が [00:51.57]藍色の喧騒に飲み込まれていく [00:59.43] [01:12.94]愛を忘れかけた頃に 言葉が生まれてきて [01:19.85]綴り終えた時には 全てが変わっていた [01:26.97]八日目の夕暮れ空に 渡った飛行機雲 [01:33.84]変わってしまったのは ああ 僕の方だったんだ [01:40.58]蜃気楼だった それを追いかけて [01:47.46]世界の隅に僕の躯が沈んでいく夏を見る [01:55.22]さよならも言えぬまま消えないで ねえ [02:02.42]遠い空を探してた誰かが笑う [02:10.04]夕立雲 子供達の声 [02:16.99]九日目には 笑える? [02:23.52]あの時と同じ空に [02:29.75]あの時と違う僕に [02:36.73]何もかも手遅れな僕らの歌を [02:43.54]少しだけ愛せたら進めるのかな [02:50.75]ああ 声も出ないや [02:57.97]何もかも手遅れな君への愛だ [03:05.05]