[00:02.061] 揺れた影が映した記憶を見ないように隠した [00:13.819] 弱くて、不器用な、 [00:16.641] この僕が主演の相変わらずの日々さ [00:24.991] [00:25.112] 歩けば歩く程に 見失うものだから [00:37.221] この空席が点す熱をこの胸に刻んでいく [00:51.336] [00:51.782] 意味もなく咲かせた一輪花のように [00:57.769] 物語も、唄も、エンディングもない [01:03.824] ただ僕だけが照らす光の先で [01:09.832] その花弁を散らしていくのだろう [01:15.852] [01:28.801] 震えた声で呼ばれた気がして、 [01:34.766] 後ろを振り返ると [01:40.733] 弱くて、不器用で、情けない [01:45.209] この僕が寂しそうに立っていた [01:51.967] [01:52.124] 歩けば歩く程に [01:57.853] 君とは遠くなるから [02:04.080] この掌に灯る熱を [02:09.668] この胸に落として欲しいんだ [02:18.602] [02:18.718] 今日も昨日も明日も問い続ける日々に [02:24.861] 本当かも、嘘も知ることはできない [02:30.828] ただ僕だけが点す灯籠の下で [02:36.844] その確かさを満たすのだろう [02:42.912] [02:43.060] 今、ここで鳴る鼓動の意味 [02:52.454] 僕だけが持つ残り火を [03:00.309] [03:00.667] 意味もなく生まれた髑髏のように [03:06.749] 物語も、唄も、エンディングもない [03:12.762] ただ始まりのまま終わりを告げる [03:18.808] その虚しさが [03:21.842] この「僕」なんだろう [03:24.684] [03:24.756] 意味もなく咲かせた一輪花のように [03:30.719] 物語も、唄も、エンディングもない [03:36.834] だけど僕の目から光が落ちて [03:42.901] その水溜りに 「意味」が咲くのだろう [03:48.767] [03:48.891] その花弁を散らしていくのだろう [03:55.760]