[00:00.040] [00:12.985] 袖丈が覚束ない夏の終わり [00:18.817] 明け方の電車に揺られて思い出した [00:25.203] 懐かしいあの風景 [00:32.505] たくさんの遠回りを繰り返して [00:38.149] 同じような街並みがただ通り過ぎた [00:44.499] 窓に僕が映ってる [00:50.248] [00:51.370] 君は今もあの頃みたいにいるのだろうか [00:56.350] ひしゃげて曲がったあの自転車で走り回った [01:02.538] 馬鹿ばかしい綱渡り 膝に滲んだ血 [01:08.988] 今はなんだかひどく虚しい [01:15.567] [01:19.198] どれだけ背丈が変わろうとも [01:24.846] 変わらない何かがありますように [01:30.895] くだらない面影に励まされ [01:36.829] 今も歌う今も歌う今も歌う [01:48.568] [02:00.838] 忙しなく街を走るタクシーに [02:06.929] ぼんやりと背負われたままくしゃみをした [02:13.473] 窓の外を眺める [02:20.453] 心から震えたあの瞬間に [02:25.936] もう一度出会えたらいいと強く思う [02:32.684] 忘れることはないんだ [02:38.372] [02:39.508] 君は今もあの頃みたいにいるのだろうか [02:44.707] 靴を片方茂みに落として探し回った [02:50.315] 「何があろうと僕らはきっと上手くいく」と [02:57.198] 無邪気に笑えた 日々を憶えている [03:03.510] [03:07.059] どれだけ無様に傷つこうとも [03:12.975] 終わらない毎日に花束を [03:19.345] くだらない面影を追いかけて [03:24.933] 今も歌う今も歌う今も歌う [03:36.515] [03:37.441] 朝日が昇る前の欠けた月を [03:43.082] 君もどこかで見ているかな [03:48.328] 何故か訳もないのに胸が痛くて [03:55.156] 滲む顔 霞む色 [04:02.979] [04:04.979] 今更悲しいと叫ぶには [04:10.900] あまりに全てが遅すぎたかな [04:16.877] もう一度初めから歩けるなら [04:22.617] すれ違うように君に会いたい [04:28.720] [04:28.999] どれだけ背丈が変わろうとも [04:34.471] 変わらない何かがありますように [04:40.349] くだらない面影に励まされ [04:46.283] 今も歌う今も歌う今も歌う [04:57.999] [04:58.628] 朝日が昇る前の欠けた月を [05:04.638] 君もどこかで見ているかな [05:10.053] 何もないと笑える朝日がきて [05:16.595] 始まりは青い色 [05:26.486]