[00:00.000] 作词 : 末代雨季。 [00:00.010] 作曲 : 末代雨季。 [00:00:21]自販機に囚われた羽虫のような夏休み [00:04:71]炭酸と絶交したサイダーのような昼下がり [00:10:42]「タイムトラベル日和だ」 [00:12:96]なんて、君は冗談交じりに笑って [00:16:55]続けて寂しそうに言う [00:18:89]「次に会う時は死んだ時ね」 [00:32:81]青すぎる青をまだ閉じ込めていた君の瞳も [00:38:19]右手に咲く左手も 全部嘘みたいだった [00:43:37]呆れる程に容易く呼吸を続ける体を知った [00:49:48]なのに今更どうして 苦しいのだろう [00:54:78]無傷の空を引っ掻く飛行機が [01:00:33]彼方に溺れてゆく [01:08:64]等身大且残酷的解は割愛も心臓を撃つ [01:18:60]この相対した絶対的な空白の輪郭を [01:27:07]ただ確かめている [01:51:83]揺れるアスファルトを抜け [01:53:92]味気ない改札を前に [01:56:90]有り触れた言葉でさえ全部奇跡映像に [02:02:19]呆れる程に容易く [02:05:06]結んで解いた小指があった [02:07:77]「記憶に加担した罪、その罰は今日」 [02:12:79]夏を奪った秋の向こうに [02:16:30]冬を探して春を忘れて [02:20:50]そしてまた [02:23:79]炎天回想劇 [02:26:68]共犯者不在も生活は継続していく [02:33:45]この相合に短絡的な運命の限界を [02:41:64]ただ思い知る [02:45:04]尽きないから海 と言って [02:50:38]閉じないから空 と言うなら [02:55:66]理不尽に枯れない左手の熱は [03:00:97]僕らの永遠を証明しているのに [03:08:84]応答を頂戴 ほら [03:14:30]応答を頂戴 [03:19:63]等身大且残酷的解は割愛も心臓を撃つ [03:29:64]この相対した絶対的な空白の輪郭を [03:37:44]今、見つけに行こう