[00:36.880]夕暮(ゆうぐ)れに手(て)を振(ふ)る子(こ)たち
[00:41.110]戻(もど)る場所(ばしょ)の無(な)い、私(わたし)
[00:45.260]夜(よる)の風(fēng)(かぜ)と遊(あそ)びながら
[00:49.370]踏(ふ)み込(こ)んだ宵闇(よいやみ)の中(なか)
[00:53.590]「君(キミ)ハ何処(ドコ)ヘ行(ユ)クノ?」
[00:57.660]狐(きつね)の面(めん)が笑(わら)う
[01:01.810]何処(どこ)へでも連(つ)れて行(い)って欲(ほ)しい
[01:07.600]痛(いた)みの無(な)い場所(ばしょ)
[01:10.180]木々(きぎ)達(たち)は さらりと揺(ゆ)れて
[01:14.290]唇(くちびる)に露(つゆ)を落(お)とす
[01:18.500]蛍火(ほたるび)が森(もり)を照(て)らした
[01:22.540]手(て)を取(と)って誘(いざな)う狐(きつね)
[01:26.780]「君(キミ)ト共(トモ)ニ行(ユ)クヨ」
[01:30.950]銀色(ぎんいろ)の髪(がみ) 揺(ゆ)れる
[01:35.050]誓(ちか)いの簪(かんざし)付(つ)けたら
[01:40.740]嘆(なげ)きの無(な)い場所(ばしょ)へ
[01:48.160]赤(あか)い鳥居(とりい)をくぐり抜(ぬ)け
[01:52.270]石畳(いしだたみ)の其(そ)の先(さき)で
[01:56.410]歌(うた)う夜(よる)の子達(こともたち)
[02:00.310]鬼(おに)や鬼(おに) 手(て)の鳴(な)るほうへ
[02:04.760]闇(やみ)に浮(う)かぶ彼岸花(ひがんばな)
[02:08.910]紅(くれな)い色(いろ) 契(ちぎり)彩(いろ)
[02:13.080]鮮(あざ)やかに川(かわ)を燃(も)やし
[02:17.270]帰(かえ)り道(みち)もわからない
[02:40.000]誰(だれ)からも觸(ふ)れてもらえず
[02:44.160]誰(だれ)からも愛(あい)されずに
[02:48.310]顔(かんばせ)は黒(くろ)く爛(ただ)れて
[02:52.400]只(ただ)、隠(かく)し恥(はじ)らうばかり
[02:56.560]「君(キミ)ハ何(ナニ)ヲ視(ミ)ルノ」
[03:00.600]狐(きつね)の面(めん)が嘆(なげ)く
[03:04.940]美(うつく)しい心(こころ)は白(しろ)い胸(むね)に
[03:11.400]光(ひか)っている
[03:17.840]夜(よる)に咲(さ)く鬼火(おにび)の群(む)れ
[03:21.980]祝言(しゅうげん)を祝(いわ)う鴉(からす)
[03:26.160]涙聲(なみだごえ) 囁(ささや)く聲(ごえ)
[03:30.020]嗚呼(ああ)、後(うし)ろの正面(しょうめん)だぁれ
[03:34.460]震(ふる)える手(て)離(はな)さないで
[03:38.580]貴方(あなた)が居(い)れば其(そ)れで良(い)い
[03:42.790]揺(ゆ)れる影(かげ)が交差(こうさ)する
[03:46.870]切(せつ)ない聲(こえ)一(ひと)つに成(な)る
[03:51.110]赤(あか)い鳥居(とりい)をくぐり抜(ぬ)け
[03:55.230]石畳(いしだたみ)の其(そ)の先(さき)で
[03:59.420]歌(うた)う夜(よる)の子達(こともたち)
[04:03.280]鬼(おに)や鬼(おに) 手(て)の鳴(な)るほうへ
[04:07.680]闇(やみ)に浮(う)かぶ彼岸花(ひがんばな)
[04:11.810]紅(くれな)い色(いろ) 契(ちぎり)彩(いろ)
[04:15.980]鮮(あざ)やかに川(かわ)を燃(も)やし
[04:20.170]帰(かえ)り道(みち)もわからない